2021/03/08
『おれたちの歌をうたえ』文藝春秋 呉勝浩/著 ショッピングモールで起きた無差別殺人事件のその後を描く『スワン』で、吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞を受賞し話題を集めた呉勝浩。最新作『おれたちの歌をうた […]
「日本経済の父」と呼ばれ、その功績から1万円札の次の顔に内定している渋沢栄一。2021年度大河ドラマの主役にも選ばれたことで今、その生涯に注目が集まっている。幕末から近代化へ向かう目まぐるしい時代を生き抜い […]
日本の現役世代は、壮年と若年、大卒と非大卒、男性と女性など、それぞれの生きている状況で見ている世界が違うらしい。そんな環境において「性」の常識を共有するのは難しいかもしれない。でも、そうは言っていられない。 […]
2月25日発売の実話コミックエッセイ『奥さまは処女』。処女のまま26歳で結婚し、処女のまま夫婦間のセックスレスに突入した「うなぎ」さんによるコラムを、本書より抜粋してお届けします。 前回記事は […]
2021/03/05
『BESTARS』秋田書店 板垣巴留/著 俺と彼女の恋は、命がけの恋だった。誇張でもなんでもない。それは、俺が肉食獣で、彼女が草食獣だからだ。捕食者と被食者。獰猛な獣と、柔く脆い命。彼女を殺し […]
『不可逆少年』講談社 五十嵐律人/著 デビュー作『法廷遊戯』が話題になった弁護士作家・五十嵐律人は、第二作『不可逆少年』で少年犯罪とむきあい、彼らの過去と未来を考える家庭裁判所調査官・瀬良真昼を主人公にすえ […]
『移植医たち』では移植医療、『セバット・ソング』では児童自立支援施設。谷村志穂が次に手がけるテーマは最先端の生殖医療。 幸せをもたらすはずの最先端医療が生んだ“かけ違え”。日本と韓国、ふたつの家族、母と娘……二人の女子学 […]
副題に『映画史特別講義』とあるが、しかつめらしい講義などではない。本書は、国内外の映画批評を長年にわたりリードし続けてきた映画評論家による120余年の映画史を俯瞰して書かれた一冊。サイレントからドキュメンタ […]
私事ですが、先日3月3日にフルアルバム「新しい花」をリリースしました。連載の中では音楽の話はあまりしていませんが、そうなんです、私の本業はミュージシャンです。アルバム発売の時期になると、その作品のプロモーション活動でたく […]
ファンタジー、SF、時代もの、ミステリーなど幅広い作風で知られ、数々のヒット作を飛ばす冲方丁さん。作家生活25周年記念作品は国際テロサスペンスで「どうしたら『ミッション:インポッシブル』日本版ができるか […]
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